Common Errors in English Speaking
武藤 克彦/ 青木 理沙

● 概要

本書は先生方より大変好評を頂いている『Common Errors in English Writing』のSpeaking編です。 Writing編では、文法項目を中心に日本人の英語学習者が間違いやすい誤りを学習していく内容になっていますが、Speaking編では、学生が英語を使用する状況(キャンパスライフや日常生活など)に基づいてUnitを構成しています。

 

● 各ユニットの構成

1. 英語を話す際にありがちな間違いを、会話を聞き、その解説やExerciseを通じて学習できる構成になっています。

-    「Grammatical Errors(文法に関する間違い)」

-    「Expressional Errors (よくある表現の間違い)」

-    「Japanese English(日本人のおかしな英語)」

 

2.    Information gap activity

楽しんでペアワークを行うことで、実際に学習した適切な英語を話せるようになることを目的にしています。

 

3.    日本人が英語を話す際に注意すべき発音に関するコラム

 

 

● 本書のねらい―「間違い」は英語学習に有効な情報

英語を学習することの目的は「英語でコミュニケーションができること」という考えには異論はありませんし、実際の英会話においては細かい文法や表現の誤りが含まれていても、発音が日本人英語の発音であったとしても、相手に通じてしまえばそれで目的を達成する場面がほとんどです。しかし、英語学習者は往々にして、表現の細かいニュアンスや文法の誤り、カタカナ英語が原因で相手に自分の意図とは異なったように解釈されてしまいがちです。ブロークンでも相手に伝われば問題ないという考え方もありますが、実際には伝わらずに同じ内容を何度も言い直す必要があり、状況によっては全く伝わらないという場合もあるので、あまり効率的・効果的とは言えないのではないでしょうか。 学習者は外国語を習得する過程において、かならず間違い(error)をするものです。このような誤りや勘違いを頭から「間違い」として修正するのではなく、日本人に共通する英語学習の過程として捉え、教師と学生が一緒に学習していく場を提供する教材として、本書をご活用くだされば幸いです。